鋼の包丁の研ぎについて
- kira2kb
- 2024年4月25日
- 読了時間: 1分
きらら工房では鋼の包丁を研ぐ時は砥石を数本使って研いでいます。
刃欠けや刃先のラインの修正や厚み抜きには荒砥石からスタート。(その際電動の水研機も併用します)
その後は概ね砥石の1000番→3000番→5000番→8000番→天然砥石、といった感じになります。
包丁に合わせて途中の番手の選択を変更する事もありますが、基本的には上記のようになり、仕上げの天然砥石は必ず当てています。
天然砥石は、大内、大平、大突、池ノ内、などの中から使っています。
天然砥石での仕上げに関しては通常普通の研ぎ屋では行っておらず、あったとしてもオプションです。
私は20年以上前に切れる包丁の魅力にはまって研ぎを始め、それを仕事にするまでになりました。
自分の出来る事全てをして目の前の一本を最高の状態にしたい、その気持ちは昔も今も変わりません。
その為に、良く切れてその切れ味が長持ちするように、砥石を選び研ぎ方を考えながら研いでいます。
包丁は財産でありパートナーでもあります。
お客様が愛着や思い入れを持っているのと同じくらいの気持ちで、むしろ包丁の事を少しだけ多く知っているからこそ、その良さを引き出せるように技術や道具を惜しみなく使って包丁と向き合いたいと思っています。

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