包丁研ぎ講座が終わりました
- kira2kb
- 2023年6月28日
- 読了時間: 3分
6月25日によみうりカルチャー八王子で行われました「包丁研ぎ講座」が終了しました。

講師をするのが初めてだったので座学に関しては反省点が多々ありましたが、実技では受講者の方々が持参した包丁を実際に研ぎ、全員の包丁が切れるようになりました。
中には刃先の摩耗が大きかったり刃が硬めの包丁だったりで、返り(刃先まで砥石が当たった時に出てくるバリ)を出すのに苦労した方もおられましたが、みなさん根気よく集中して研いでいました。
一度刃をしっかりつけておけば次に研ぐ時は今日よりも少ない労力で研ぐことが出来るので、今後その包丁を研ぎ直しする時はもう少し楽に研げると思います。
切っ先に関しては刃を付けるのにはコツがいるんですが、刃の根本から切っ先までみなさんきっちり出来ており、試し切りの玉葱をサクサクと切っている音がとても心地良かったです。
2時間という短い時間でしたが、包丁研ぎにトライする熱い気持ちがあったからこそ、あそこまできっちりと研ぐことが出来たと思います。
(初心者の方もおられましたが、研ぎはじめと終わりでは別人かと思うくらいに進歩しており、しっかり刃が付いていました)
今日お伝えしたポイントをふまえて、研ぐ前の包丁の状態を良く見て、研いでいる時も良く見て触って、研ぎあがった状態をイメージして研ぎ、それをコツコツと繰り返す事で精度が上がっていきます。
一心不乱に研いでいる姿、返りが出た時、返りが出たことに自分で気付けた時、刃を爪に当てて研げている事を確認できた時、試し切りの紙を切って抵抗無くスッと切れた時、全てが以前の自分を見ているようでもあるし今の自分を見ているようでもありました。
受講者の方々と同じ気持ちでワクワクし、包丁が切れるようになった時は本当に嬉しくって、私自身が「包丁研ぎって楽しい!!!」と言う事を再確認できました。
包丁研ぎは奥が深く、熟練の研ぎ師の方でも日々腕を上げようと試行錯誤しています。
これは「包丁研ぎは難しい」と言う事ではなく「極めようと思ったら永遠に楽しめる」と言う事です。
「包丁研ぎの楽しさ」と「切れる包丁を使う喜び」が受講者の方々のこれからの人生に加わり、より豊かに暮らせるようになる事を願っています。
時にはテキストをめくり「そういえばあんな事言ってたな」と思い出しながら、包丁と楽しく向き合っていただければと思います。
最後になりましたが、受講者の方々、ご参加くださりありがとうございました。
今回参加人数を絞っての開催だったため、キャンセル待ちをされた方も何名かおられたようで、大変申し訳ありませんでした。
またいつの日か第二回を開催出来ればいいなぁと思います。
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